若い頃に知っていれば良かったのにと感じるとても大切な20のこと

via : http://gigazine.net/news/20130805-20-thing-20-year-old-not-get/

光陰矢のごとしといいますが、時が過ぎ去って初めて痛感する大切なことがたくさんあります。若い頃に知っていれば良かったのに、と思うことが誰にだってあるはずです。けれど、若いうちにはなかなか気づかない大切な事柄というものがあります。次の20の提言は、ハタチの若者が知るよしもないけれどぜひとも知っておくべき大切な20のアドバイスです。

01.時間は無限ではない
「次のレベルに進むための時間がない」と考える若いプロフェッショナルにはなかなかお目にかかれません。20代の頃は時間は無限でほしい物は何でも手に入ると思っていたはず。けれども時間は、ありとあらゆるものであふれる世界において唯一の例外です。今ある機会を最大限に利用しましょう。二度と来ないチャンスがあるのです。
親孝行
したくないとき親がいる
もう過去には2度と戻れないということ

02.才能、時にそれは過大評価である
磨かれなかった原石は単なる潜在能力の浪費に過ぎません。賞賛されるのは結果であり、才能は賞賛されるべきものではありません。才能があると思える人たちも、苦労して成功への道を歩んだものです。ときとして過大評価される「才能」には要注意。
自分を天才だと過信するのは良くない

03.朝こそ最も生産的な時間
この著者によると昔、20代のころ午前3時までオフィスにいることを誇っていたそうです。みんなが帰った後長い時間働くことでとても仕事をしたように思っていたものの、振り返ってみるとタスク通りの他愛もない仕事しかできておらず、結果、今ではオフィスアワーを早めることを主張し、取り入れているとのこと。なぜなら一日の早い時間こそチームが最も活動的になれるからです。

04.ソーシャルメディアは経歴ではない
ソーシャルメディアは誕生してまだ5年も経っていません。ソーシャルメディアは単なるマーケティング機能であり、より多くの注目やユーザーを集め、より多くの収入を得る手段に過ぎず、それ自体で完結する物ではないのです。あなたの望むキャリアプランがソーシャルメディアに踊らされていると感じるのであれば、警鐘を鳴らしておきましょう。

05.電話に出る
電話が鳴ったときにコンピューターの後ろに隠れるのはやめましょう。ビジネスは電話ごしに人と人との間で行うものです。それはリアルな人間と話す最初の機会であり、ビジネスチャンスの源泉となっています。つまり、インターネットが進化しても内に引きこもらず、電話に出るべきなのです。

06.誰よりも早く来るようにし、誰よりも遅く帰る
新しく職を得た人にも、プロフェッショナルとしてキャリアを発展させている人にも、誰でもこのアドバイスは有益です。周りの誰よりもうまく自分を良く見せて、有能であることを証明しなければなりません。一つだけこれをうまくやる確かな方法があるとすれば「同僚よりもハードに働くこと」のみなのです。

07.何をすべきかを言われるまで待たない
責任という感覚のない者は権利意識を持つことなどできません。誰かに言われるまで動けないようでは成功できないでしょう。「誰もこうしろと私に言わなかった」という台詞は失敗の約束されたレシピです。出過ぎた失敗ならOKですが、やらなかったという失敗はNGです。

08.失敗の責任を取る
若いうちは多くの失敗をするものですが、判断ミスや実行ミスについて保守的であってはいけません。自分のミスを正当化するのはやめ、失敗から学ぶことによってのみ成長できるのです。

09.こてんぱんにやられるべき
「プラダを着た悪魔」のメリル・ストリープは最悪な上司でありながら、最も価値ある上司でしょう。この上司と働く機会は、あなたにとって最も感受性・柔軟性・順応性を高めるキャリアステージになります。秀でることを要求し、限界を押し上げてくれる人のために働くことは、あなたの現在進行形のプロフェッショナルとしての成功にとって、健全な基礎を構築してくれるはずです。
とにかく図太い人間が生き残るということ
恥をかいたり失敗するのを恐れすぎてはいけない

10.毎年のように転職してはいけない
1年という任期は、あなたが会社を大きくし続ける才能ある人だということの証明にはなりません。それは単に必要な訓練を積んでいないということを意味するのみであり、どんなものであれ新しい技術を習得するのに2、3年はかかるからです。職場を去る前に少なくとも2~3年より長い期間働きましょう。さもないと、なぜ雇ってもらえないのかと考えながら履歴書を繰り返し書くはめになるでしょう。

11.人は特権よりも重要
フレックスタイムを取ることや食事、マッサージ、ゲームルーム、チームでの旅行を約束してくれる会社を選ぶのが流行です。これらは確かに大切なものでしょう。しかし、会社のオーナーと経営者の特徴ほど重要ではありません。偉大なリーダーはあなたに助言してくれるでしょうし、離職した後も長く良い関係を続けてくれるはずです。

12.報酬を得るために努力計画を立てる
今、自分がやりたいようにはさせてもらえていないかもしれませんが、目を背けてはいけません。今日やっていることは、明日どんな場所に立っていたいかにつながっているからであり、どこに立ちたいかということのみを報酬・動機にするべきです。与えられている責任を将来の成功につなげられないなら、それは新しいチャンスを得ることにはならないでしょう。

13.自由に発言し、外には漏らさない
マネージメントや文化や役割や責任に問題があるならば、大いに発言するべきですが、会社や同僚に対する不平や匿名のチャットでするような種類の話をしてはいけません。もしも改善するべきことについて効果的に会話できるならば、周りの環境やプロフェッショナルとしてのゴールを変える能力を身につけることになるでしょう。

14.専門スキルを身につける
「マイクロソフトで責任あるポジションで働いた」と履歴書につけ加えることはそれほど意味のあることではありません。「Photoshop、HTML/CSS、iOS、WordPress、Adwords、MySQL、Balsamiq、Excel、Final Cut Proなどを使いこなせます」と言う候補者の方が優先的に採用されるでしょう。かつてのポジションは問われていないのです。

15.人脈は質も量も必要
ビジネスで成功するために必要なのは「何を知っているか」ではなく「誰を知っているか」です。小さなグループの人々を知っていること、あるいは巨大な組織を表面的で中途半端に知っているだけではビジネスチャンスに切り込めないでしょう。多くの人に会って関係を維持し続け、できる限り関係を深めることに多くの時間を費やしましょう。

16.最低3人の良き助言者を探す
成功を一番保証する道は、あなたが求めるものを達成した人々を模倣することです。あなたがそうなりたいと思うポジションにいる助言者は最低3人必要であり、これら3人による指導とアドバイスは最も価値ある贈り物になるでしょう。

17.自分の理想像と同じように行動する
何をやったらいいか分からないときも、こうありたいという理想像はあるはずです。従業員として望まれるビジネスパーソンに育っていくために「あたかもそうであるように」という行動をしていくことは有益であり、「もしも自分がそうなりたいと望む人物だったらどんな決断をし、毎日の計画を組み立て、そしてゴールを達成するだろうか?」というように考え、その行動を真似るべきです。

18.より多くの本を読む
今の若者世代は140文字の中で情報を消費していますが、そこには深みがありません。創造性、思慮深さ、考えるスキルは本を次々と読んでいくときにこそ解放されるものです。将来成功する鍵はすべて、他人の過去の経験の中にあるもの。フィクションでもノンフィクションでもいいので1ヶ月に1冊は本を読みましょう。そうすればキャリアは花開きます。

19.今より25%少ない時間で実行する
あなたのニーズが今の収入に見合っているかそれより少し多くの給料をもらっているならば、それは能力を持てあましている状態です。目の前の格好いい車や豪華なアパートで自分を拘束してはいけません。わずかな収入のせいで、新しい驚きに満ちたキャリアのチャンスを見過ごすならば、あなたは安物買いの銭失いをしているに過ぎません。どれだけ金を稼ごうとも人生に役立つのはその25%以下です。強要されず、夢を追い求める柔軟性を持ち続けるために、25%以下の時間で処理しましょう。

20.評判を傷つけてはいけない
時間が経過すると、あなたの評判はビジネスで最も価値あるものになり、プロフェッショナルとしてのチャンスの扉を開くか閉じるかを決める見えないキーとなります。ネットですべてのことが永久にかつアクセス可能な状態で記録される時代においては、特にあなたの評判は「神聖な宝物」のように守られなければなりません。評判は、一度失えば二度と元には戻せないアイテムの一つなのです。

人生は毎日の行いの積み重ねである

これら20の助言は、20歳とは言わず何歳であっても「成功するために必要な大切なもの」を言い表していると考えられます。また、これら20の助言は成功の十分条件ではなく必要条件にすぎません。「地道な努力を積み重ねる以外に成功への近道はない」ということが20の助言に共通する教訓なのかもしれません。

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